令和4年4月1日付けで、一部過疎地域の指定を受けた「安曇野市明科地域」は、各種リバーアクティビティが楽しめる「犀川」や、北アルブスの雄大な眺望やスカイスポーツ、トレッキング等が楽しめる「長峰山」等、エリアの各地にアウトドアアクティビティ・スポーツ等が楽しめる環境に恵まれています。
地域の「アウトドア資源」を活用して、過疎地域となった明科地域に賑わいを創出し、活性化していくため、市内外の方に明科地域のアウトドア資源を体験していただき、明科地域におけるアウトドアに対する機運の醸成を行うためのイベントを実施し、調査分析まで行いました。
郷土料理をアウトドアアレンジ「キャンプおやき作り」
長野県の名物でもある「おやき」をアウトドア仕様にアレンジ。家族で材料をこねて皮を作り、具を入れたらダッチオーブンで焼いて「キャンプおやき」を作りました。ベーシックな具だけではなく、「サバカレー缶」「あんことクリームチーズ」「りんご煮」など、オリジナルの具材を入れて、大人も子どもも最高に美味しくいただくことができました。
安曇野の特産品を提供!「安曇野キャンプめし作り」
安曇野の特産品といえば「わさび」ですが、それ以外にも美味しい食材がたくさんあります。そんな食材を提供し、各々で考えてきてもらった「安曇野キャンプめし」を作ってもらいました。皆それぞれ工夫して、地元の方では考えつかないような料理を作っており、逆に参考にできる部分がたくさんあったようです。
<提供食材>①信州サーモン②安曇野放牧豚③わさび④ご当地ほりにし(安曇野オリジナルラベルのアウトドアスパイス)
早朝の絶景を堪能!「長峰山雲海ツアー」
キャンプ場から徒歩15分で頂上までたどり着ける「長峰山」は絶景スポットとして知られ、条件が揃えば雲海の上に浮かぶ北アルプスの山々を眺めることができます。当日はあいにく雲海は見られなかったのですが、早朝の澄んだ空気の中でコーヒーやリンゴジュース、お菓子をいただきながら過ごす時間は格別でした。
参加者の声
■新しいものを作るのもいいと思いますが、あるものを生かしたり、地域の方達が積極的に参加、協力できるような自然を大切にしているアウトドア拠点になればいいなと思います。私は県外出身ですが、安曇野が大好きで移住してきました。安曇野の自然を守りながら、生かしながら、後世に残していけるような取り組みであれば、ぜひ、ボランティアとしてでもご協力したいと思います。そんな思いの方はたくさんいらっしゃるのではないかと思います。応援しています。今回参加させていただけてとても楽しかったですし、いろいろな取り組みも知れてよかったです。ありがとうございました。
■安曇野市は長野にスキーに来る際に必ず通ってましたが、今回みたいに滞在したのは初めてでした。また機会があれば来てみたいです!
■最高に幸せなキャンプを楽しませていただきました。特にスタッフの方が皆優しく、人見知りな子供たちも皆さんに話しかけたりと、成長を垣間見ることもできました。お酒は地元の色々な種類を楽しめて、ここ最近で一番美味しいお酒を味わうことができました。本当にありがとうございました。
■夜の焚き火ナイトでは、他のキャンパーの方や安曇野市の方と交流できたのがすごく楽しかったです。また地元の方との関わりがある体験(おやき作り)や、地元の木材使ったクラフト体験は子どもたちも親も楽しめました。
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