地方と都市の人を結ぶ「おたりdeキャンプ2022 supported by Coleman」【長野県小谷村】

2018年から長野県小谷村で毎年実施している２泊３日のキャンプイベント「おたりdeキャンプ」。コロナ禍でしばらく開催が叶いませんでしたが、今年は感染対策を行った上で３年ぶりに開催し、小谷村にふるさと納税をした方々を中心に合計155名が集まりました。今回のテーマは「大自然の中で家族や人のキズナを深めよう」。大手アウトドアメーカー「Coleman」が推進している「キャンプ好き同士でつながろう（通称：キャン友）」をコンセプトに、日本百名山を登ったり、交流会を行うことで、寄附金や返礼品といった「モノ」のつながりから、実際に寄附自治体に訪れ「コト」体験をして、一歩進んだつながりに発展させることができました。

イベント概要

【イベント名】おたりdeキャンプ2022 supported by Coleman
【会場】雨飾高原キャンプ場（長野県北安曇郡小谷村中土18926-1）
【開催日】2022年7月29日(金)～7月31日(日)、2022年8月26日(金)～8月28日(日)
【主催】キャンプ情報メディアLANTERN（株式会社パシュート）
【特別協力】ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社コールマン事業部（旧コールマンジャパン株式会社）
【協力】On、一般社団法人GreenProject
【参加者数】94組（155名）
【特設WEBサイト】https://www.amakazari.com/otari-de-camp3/index.php

「キャン友」のタグや缶バッチを身につけて、新しい出会いを楽しむ

小谷でご一緒するのも何かのご縁。今回のイベントではColemanの「キャン友タグ」をサイトに吊り下げたり、オリジナルの名札缶バッチを身につけている参加者は、「声かけOKの合図」としました。
「普段のキャンプでは隣のキャンパーさんに声をかけていいか迷うので、良いきっかけになる！」と好評で、小谷村で人と人の出会いが生まれました。

真夏に雪！日本百名山の登山や川遊び、天の川など自然を大満喫

日本百名山「雨飾山」の中腹に位置する「荒菅沢」は夏でも雪渓が見られる人気ポイント。片道約2時間といえど本格的な登山道のため、決して楽ではありません。単独の旅行やキャンプでは躊躇することも、こうして機会が用意され、他の人たちもいるであれば参加してみようという気に。みんなで励ましあったり、助け合ったりしてたどり着いた夏の絶景は、忘れられない思い出になりました。
下山後は雪どけ水が流れる川で水遊びをしたり、夜は満点の星空と天の川が肉眼で見られるなど、自然を大満喫しました。

名物の交流会「おたりdeナイト」

おたりdeキャンプといえば、夜の交流会「おたりdeナイト」が目玉の一つ。地元食材を使った「キノコ汁」や夏野菜、日本酒などを片手に参加者同士やスタッフと歓談したり、家族でゆったり過ごしたりと、小谷の夜を和気あいあいと過ごしました。特に日本酒は大人の参加者に人気で、帰りにお土産として買っていきたいという声が多く聞かれました。

参加者の感想

今回は東京都や神奈川県といった首都圏からの参加者が多く、小谷村に初めて訪問した方は60％、2回以上が40％でした。
アンケートでは、イベントに対して100％の方が「満足・ほぼ満足」と回答、97％が「また小谷村に行きたいと思う」と答えています。

＜感想の一部＞　※コメントは一部抜粋
・初めてのキャンプでしたが、スタッフの方のフォローが大変心強かったです。
・楽しめる内容が沢山あった。また、強制参加ではなく時間にゆとりもあったので、プライベートも保ちつつ楽しむことができた。
・登山は私たち家族にとっては過酷でしたが、転んで泣いても雪を見たくて頑張る娘の姿や、一番バテバテな母を励まし傍にいてくれた息子のたくましい姿が見られました！挫けそうになっても、回りのスタッフや同じグループの方にも励ましてもらって、力になりました。おたりdeキャンプでなければ、経験できなかったことと思います。
・スタッフの方が皆さんで盛り上げてくださって、子供達の事をとても気にかけて下さって、本当に楽しい二泊三日のキャンプでした。安心して子供達を遊ばせてあげられる事ができました。
・8月開催は天候の心配がありましたが、想像していたより晴れている時間も多く、「雨飾」という名前の通り、雨は山の飾りのようにパラパラと降って美しかったです。景色も環境も最高でした。子供たちが沢山の方とお話をしたり、山や自然、環境のことを気さくに話ながら教えてもらったり出来て、とても楽しそうだったこと、お友だちも出来て「また来たい」と言っています。