令和2年度「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」に選定された三重県いなべ市で、テーマである「カジュアルでおしゃれなSDGs」に沿って、市民に対して環境への意識向上を図るイベントを実施しました。また、未利用地である山辺エリアを今後活かしていくための実証実験にもつながっています。
イベント概要
【イベント名】里山に学ぶ!山辺アクティビティ未来体験2021
【会場】三重県いなべ市 立田公園
【日時】2021年2月21日(土) ~ 2021年2月22日(日)
【参加対象】いなべ市内在住で小学生を持つご家族
【募集方法】一般公募による抽選
【参加人数】19組 58名(2日間合計)
■E-bikeでの山辺サイクリングクイズラリーとSDGs講座
SDGsの観点からも注目されているE-bikeに乗り、会場内に設置されたクイズに答えてもらいました。SDGsを小学生の日常生活レベルまで落とし込み、クイズについて考えることがSDGsにつながる仕組みになっています。 その後、答え合わせを含めて、吉本SDGs芸人「黒ラブ教授」による「SDGsとは何か」について楽しく学ぶ特別講座を行いました。東京の出演者と会場をオンライン会議システム(zoom)で繋ぎ、コロナウイルスに対応した新しいイベントの形を実践しました。
■株式会社モリサワによるオリジナルトートバック作り
いなべ市に自生する植物(クヌギ、コナラ、モミジ)の、それぞれの実・花・葉などのシルエットやフォントを、iPadを使用して自由に組み合わせ、オリジナルデザインのトートバックを制作。SDGsの重要要素でもある「自然環境」について考えるきっかけを持ってもらいました。
■吉本DIY芸人タケトによるティキトス作り体験
電気を使用するゲームなどではなく、アウトドアでも家の中でもどこでも誰でも楽しめるゲームを家族みんなで作って楽しむことで、SDGsにおけるエネルギー問題、不平等の解消、パートナーシップなどを体感。 ワークショップの最後には参加者家族対抗のティキトス選手権を行い、成績上位者には吉本興行株式会社よりスペシャルな景品を進呈。
<ティキトスとは> アウトドアで楽しむアクティビティとして注目されており、ロープによってぶら下げられたリングを揺らし、壁に備え付けた輪にかける遊び。サーファーが波を待つ間の暇つぶしとして考案したとされる。
■いなべ市事業者によるフード・ドリンクの提供
三重県いなべ市とダイハツ工業株式会が同市の豊かな山辺資源の活用と地域の活性化を目的に、軽トラックに搭載可能な屋台ユニット『Mobile-HUTTE』(モバイルヒュッテ)の実証実験を開始。これに賛同するいなべ市内の事業者よりフード・ドリンクがふるまわれました。
■参加者の声をいただきました
【Q.】SDGsについて、意識や行動を変えようと思ったことがあれば教えてください。
▶ 子供も興味を持ったようで、買い物でいなべ産のものを見ると「これにしなよ、黒ラブ教授が言ってたやつだよ」等、教えてくれます、私もSDGs という言葉はいろんな所で聴いても内容は解らなかったのが、とてもよく解りました。自分の行動で世界環境の影響を少しでも小さく出来る事が面白く、無理のない範囲で続けていきたいと思います。
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