自治体内に住む、小学生/未就学児をお持ちのご家族を対象に、地域の自然資源を体験してもらい、こどもの探究心を育む「宇賀渓アドベンチャー ~かまど料理と生きもの探検~」を実施しました。川原で直火ができる豊かな自然環境を活かして自分たちでかまどを作ったり、火を起こすだけでなく、どうしたら大きく安定するかを家族で考えたり、水の生きものを捕まえて顕微鏡で観察したりすることで、普段は当たり前になっている自分の住んでいる地域がどれほど自然豊かであるかを体験し、シビックプライドの醸成につながる取り組みとなりました。
イベント概要
【イベント名】いなべアウトドア自然体験「宇賀渓アドベンチャー ~かまど料理と生きもの探検~」
【会場】いなべ市 Nordisk Hygge Circles UGAKEI
【開催日】2024年12月14日(土)・15日(日)9:30~15:30
【対象】市内在住で未就学児/小学生以下のこどもを持つ家族
【参加人数】12月14日(土)6組16名、12月15日(日)5組21名(合計11組37名)
【募集方法】一般公募による抽選(市内保育園、幼稚園、小学校チラシ配布)
【協力】一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ、株式会社ケンコー・トキナー、一般社団法人HyggeCircles
かまどづくり&火おこし体験
家族で協力して川原の石を集め、自分たちのチカラで1から「かまど」を作りました。かまどができたら焚き木を集め、薪を割り、火をおこして焚き火を作りました。火を大きくして安定させるためにはどうしたら良いか、家族で真剣に話し合いながら、落ち葉や杉の葉など、焚き木になるものをいろんなところから集めていました。
かまどdeホイル焼き体験
いなべ市の特産品である「さくらポーク」や野菜、きのこなどをホイルで包み、先ほど作った焚き火を使って「かまどホイル焼き」 を作りました。焦げないように玉ねぎを下に敷いたり、ホイルを二重にしたり、火に直接当てずに熾き火にしてから焼いたり、ここでも家族ごとに工夫しながらトライしていました。
アウトドアプレートクラフト体験
宇賀渓にある枝や葉っぱ、カラフルな木の実やどんぐりなどを集めて、自由な発送で世界に1つだけのアウトドアプレートを作りました。普段は見慣れている紅葉などの葉っぱや木の実を宝物のように集める子どもたちが印象的でした。
水の生きもの探検隊
宇賀渓の川に住む「水の生きもの」を捕まえて、専門家の先生に教えてもらいながら顕微鏡で観察し、環境省の資料をもとにスコアリングすることで、川のきれいさを調査しました。大人も子どもも、自分の住むいなべ市の水の美しさに驚き、地域の魅力を再発見するきっかけとなったようでした。捕獲した生きものは終わってから川に返しました。
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